1990年代から流行しているロリータ・ファッション。日本を代表するファッション文化のひとつでもあるロリータ・ファッションにはさまざまなジャンルが存在します。
白やピンクを基調に、フリルやレースをふんだんに使用したドレスを着こなす「甘ロリ」。日本の伝統衣装である着物のような洋服を着る「和ロリ」。
さまざまなジャンルのなかでも、一般的なロリータファッションと同レベルに人気があるのが「ゴスロリ」です。
ロリータファッションの甘さと、ゴシックのダークな雰囲気を合わせたデザインが特徴的なファッション。近年ではゴスロリアイテムを中心に展開するブランドも増加しています。
今回はゴスロリファッションの中でも人気のあるブランド7選をご紹介します!ゴスロリファッションに挑戦したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Alice and the Pirates
「Alice and the Pirates」はブランド名の通り、アリスのような可愛らしいデザインから、海賊・バンパイヤをイメージしたスパイスの効いたファッションまで幅広く提案しているブランドです。
ワンピースの価格が2万円台からと、ロリータファッションブランドの中では比較的安く設定されています。ワンピースだけでなくブラウスやスカート、ヘッドドレスから靴までさまざまなアイテムを展開しているのが特徴です。
ロリータファッションは洋服だけに力を入れ、小物などにこだわらず中途半端になるのが一番避けたいポイント。しかし靴下やバッグ、アクセサリーまでぬかりなくロリータアイテムで取り揃えるにはお金がかかります。
Alice and the Piratesであれば、比較的リーズナブルな価格で全身コーディネートができるので、初めてロリータファッションに挑戦する方にもおすすめのブランドですよ。
MIHO MATSUDA
「MIHO MATSUDA」はデザイナー松田美穂が提案するブランド。大人でも着用できるクラシカルなデザインのゴスロリスタイルを展開しています。
ブラウス・ワンピース・ジャンパースカートが人気のブランドでブラウスは1万円台から、ワンピースとジャンパースカートも2万円台からと比較的リーズナブルな価格設定です。
洋服だけでなくアクセサリーや靴も販売しているので、トータルコーディネートが可能。甘すぎないMIHO MATSUDAの洋服は、10代20代の若い世代だけでなく、少し大人なロリータさんでも着用できます。
豊富なアイテムを揃えているので、ドレス派の方だけでなくブラウス×ボトムス派の方も満足できるブランドです。
Moi-même-Moitié
「同じ宿命を持った堕天使たちへ」をコンセプトにした、ゴシック感の強いブランドです。黒・紫・青を中心にしたカラーリングが、ロリータとは一味違う無垢な可愛らしさを演出します。
十字架のモチーフがデザインされたドレスから、オールブラックの生地にレースがあしらわれたシンプルなジャンパースカートまでさまざまなデザインのアイテムを取り扱っています。
Moi-même-Moitiéは洋服だけでなくアクセサリーの豊富さが特徴です。ロリータさんの必需品であるヘッドドレスや、十字架モチーフのネックレス、フリルのついたアンブレラまで揃っています。
ロリータさんは中途半端なコーディネートにするのではなく、頭の先から足の先までこだわり抜いたコーディネートにするのがポイントです。
洋服を購入できたら、ゴシック感をプラスするアクセサリーを探してみてはいかがでしょうか。
ATELIER PIERROT
「ATELIER PIRROT」はゴスロリファンから根強い人気を集めるブランドです。ゴシック感の強いデザインだけでなく、白をモチーフにした甘ロリの洋服も展開しています。
アイテムの種類の豊富さも特徴で、ワンピースからコルセット、ヘッドドレスまで幅広いアイテムを販売していますよ。
ATELIER PIRROTの洋服のポイントは繊細なレースです。ロリータファッションの象徴でもあるレースは、安っぽいものを使用していると、コーディネート全体がチープな印象に見えてしまいます。
ATELIER PIRROTのレースは細部まで凝って作られたものが多く、高級感のある印象を与えます。細部までこだわって作られているものの、ワンピースの価格は2万円台からと、手に入れやすいのも嬉しいポイントです。
alice auaa
「alice auaa」は船越保孝が提案するゴスロリブランドです。
甘すぎず個性的なシルエットが特徴のブランドで、ガーゼ素材を使用したアイテムを中心に展開しています。パニエを合わせるドレスというよりは、体のラインが出る美しいシルエットや、メンズライクなパンツスタイルなどが特徴的です。
ブランド自体は1995年に発表され、3年後の1998年にはL’Arc〜en〜Cielの「花葬」のPVに衣装提供をしました。女性からの人気はもちろん、男性からも注目を集めています。
メンズラインで展開しているアイテムは、女性も着こなせるデザインがほとんど。中世的な雰囲気がお好きな方におすすめです。
ドレスの価格帯が2万円台〜8万円台と決して安いブランドではありませんが、ゴシック感の強いブランドに憧れを持つ方は1着持っていたいと感じるのではないでしょうか。
dispair
「dispair」はヴィジュアル系ゴシックアイテムを展開しているブランドです。ロリータさん向けのアイテム販売はもちろん、アーティストのライブ衣装の製作も手がけています。
日本の伝統衣装である着物を連想させるデザインが多く、「和ロリ」風のアイテムが多いのが特徴です。着物を現代風にアレンジしたドレスもあれば、ゴシック感の強い柄を取り入れた着物や袴も販売しています。
「ゴスロリが好きだけど、和風のテイストも取り入れたい」という方におすすめのブランドです。
Triple Fortune
「Triple Fortune」はカラフルなドレスを多く展開するブランド。ゴスロリ専門ブランドというわけではありませんが、黒や青を貴重にした暗めカラーの洋服はゴスロリ好きの方にもおすすめです。
レースやフリル、刺繍など細部までこだわったドレスはリーズナブルではありませんが、ロリータさんなら一度は着てみたいはず。ボリューム感のあるヴィクトリアドレスは、ヨーロッパへの憧れを持つロリータさんの乙女心をくすぐります。
Triple Fortuneではスカートとコルセットが別で販売されているので、組み合わせ次第ではさまざまなスタイルを楽しむことができます。フリフリのブラウスにスカートを合わせたお嬢様風スタイルもおすすめです。
お茶会やイベントで主役になれる、華やかなドレスを1着持っておきたい方はチェックしてみてくださいね。
まとめ
ゴスロリブランドは、甘ロリと同じように多くのブランドが展開されています。価格帯も幅広く、2万円台で購入できるものもあれば8〜10万円ほどする高価なものもあるようです。
ゴスロリファッションは洋服だけでなく靴やバッグ、アクセサリーまでこだわり抜くことで完璧なコーディネートを完成させられます。しかし、小物類も決して安いわけではないので、全身コーディネートするには結構な費用がかかってしまいますよね。
トーキョーラルムではロリータさんたちから着なくなったアイテムの買い取りを行なっています。「新しいゴスロリアイテムが欲しいけどお金が足りない!」という時は、持っている洋服を売りに出しそのお金で新しいアイテムを購入してみるのはいかがでしょうか。
ロリータ服を専門に買い取っているため、専門スタッフがしっかりと査定しお値段を付けさせて頂きます。大切にしていたアイテムを売り、また次のアイテムを購入してみてくださいね。
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